○大久保照夫議長 次、日程第6、議提議案第5号 感謝決議(富岡清様)、以上1件を議題といたします。 事務局副局長から議案を朗読いたします。 〔職員朗読〕(議提議案第5号) 令和3年11月30日 議 長 大久保 照 夫 様 提 出 者 議 員 影 山 琢 也 〃 〃 山 下 一 男 〃 〃 三 浦 和 一 〃 〃 小 林 一 貫 〃 〃 権 田 清 志 〃 〃 大 山 美智子 議案提出について 令和3年第4回市議会定例会(11月30日の会議)に下記の議案を別紙のとおり提出する。 記 [議提議案第5号] 感謝決議 〔理 由〕
熊谷市議会感謝決議に関する内規第2条第1号の規定により、富岡清様に対し、感謝決議を行うため 感 謝 決 議 富 岡 清 様 あなたは、平成14年8月の旧熊谷市での市長就任以来、平成17年の新熊谷市誕生以後の4期16年を含む19年余の永きにわたり熊谷市長の職にあり、その間、1市3町の合併をはじめ、
ラグビーワールドカップ2019開催都市の実現など、市政発展のため尽くされた功績は誠に顕著であります。 よって、ここに熊谷市議会は、市民の名において深甚なる感謝の意を表します。 令和3年11月30日 熊 谷 市 議 会
○大久保照夫議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については、提出者の説明を省略することに決定いたしました。
△上程議案に対する質疑、委員会付託並びに討論省略
○大久保照夫議長 本案については、感謝決議の案件でありますので、質疑、委員会付託及び討論を省略し、採決したいと存じますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、採決することに決定いたしました。
△採決
○大久保照夫議長 これより本案を採決いたします。 採決は起立により行います。 議提議案第5号 感謝決議(富岡清様)、本案については、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議提議案第5号は原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。 午前10時26分 休 憩 午前10時37分 再 開
○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開いたします。
△(議案第67号)ないし(議案第75号)の一括上程
○大久保照夫議長 次、日程第7、議案第67号 令和2年度熊谷市
一般会計歳入歳出決算から議案第75号 令和2年度熊谷市
下水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについてまで、以上9件を一括議題といたします。 9件について、各常任委員会の審査の経過及び結果について、順次、各常任委員長の報告を求めます。 初めに、
総務文教常任委員長の報告を求めます。 〔
沼上政幸総務文教常任委員長登壇〕
◆
沼上政幸総務文教常任委員長 総務文教常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 ただいま、議題となりました決算議案中、本委員会に付託され、議会閉会中の審査となっておりました案件は2件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る10月5日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第67号「令和2年度熊谷市
一般会計歳入歳出決算」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「防災啓発事業及び消防活動経費について、消防本部が所有している訓練用AEDの台数と消防車両等へのAEDの積載の有無を伺いたい。」とただされ、警防課長から、「訓練用AEDは31台所有している。また、救急支援に出動する消防車両と救急車両にはAEDは積載済みだが、消防団の車両については団本部の車両のみに積載されており、ほかの分団車両については今後検討していく。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「「総合戦略」学習支援充実くまなびスクール事業について、
新型コロナウイルス感染症対策により開設されたウェブ版「くまなびスクール」の開設費用等を伺いたい。」とただされ、学校教育課長から、「緊急事態宣言の発令を受け、各小・中学校のホームページを管理している事業者に開設していただき、各小・中学校が作成したものを掲載したので、特に費用はかかっていない。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「成人式経費について、コロナ禍により例年と異なる開催方法であったが、出席率に影響はあったのか伺いたい。」とただされ、社会教育課長から、「例年の出席率は75%前後であり、令和2年度は式典を開催しなかったため67.38%となったが、後日記念品等を窓口で配付した方も含めると、おおむね例年どおりであったものと考える。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「「総合戦略」
奨学金利子支援事業について、実績に対する具体的な効果測定は行っているのか伺いたい。」とただされ、教育総務課長から、「申請者にアンケートをお願いしたところ、この事業が転入・定住のきっかけになると思うと答えた方が約66%であり、また、この事業を知って転入してきた方もいたので、今後も事業を継続していきたいと考える。」旨の答弁がなされました。 さらに、同委員から、「
総合交通体系整備促進事業について、路線バス事業者が発行する高齢者向け定期券、いわゆるシニアパスの購入に対する補助金の交付実績を伺いたい。」とただされ、企画課長から、「自動車運転免許証を返納した70歳以上の市民の方を対象に、購入費用の3分の1を補助しており、令和2年度の交付実績は13人であった。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「
テレワーク環境整備事業について、コロナ禍が収束に近づいた場合でもテレワークの意義が損なわれることはないものと認識しているが、今後の方針を伺いたい。」とただされ、情報政策課長から、「テレワークを推進するために、パソコンの台数を確保するとともに、
インターネット回線から市の
内部情報系ネットワークへ安全に接続できる仕組みの導入を検討している。また、窓口業務などの直接市民と接する機会が多い職場での実施は困難な面もあるが、対象職員の拡大を図る方向で検討している。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「防災のまちづくり事業について、令和元年度と比較して消耗品費が増加した要因を伺いたい。」とただされ、危機管理課長から、「
令和元年東日本台風の教訓から、毛布を1万8,000枚購入し、また、
新型コロナウイルス感染症対策として、非接触式電子温度計、消毒液、パーティション、不織布マスク等の避難所の備蓄品をまとめて大量に購入したためである。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「法人市民税の収入済額について、前年度と比較して約10億円の減少であったが、法人税割の税率引下げによる影響はどれくらいか。また、コロナ禍の影響は令和3年度の税収にも影響するものと考えているのか伺いたい。」とただされ、市民税課長から、「税率引下げによる影響は5億円程度と見込んでいる。また、令和3年度についても、およそ半分の法人が影響を受けると見込んでおり、令和2年度と同程度の影響があるものと考える。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「「総合戦略」
スポーツコミッション事業について、決算額が少なくなった理由を伺いたい。」とただされ、
スポーツコミッション担当副参事から、「スポーツ大会とスポーツ合宿の誘致の関係で、補助金に200万円の予算を計上したが、コロナ禍の影響で開催できなかった大会があったことから、1大会のみの支出となったためである。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「
クールシェア推進事業について、コロナ禍における事業の実績を伺いたい。」とただされ、政策調査課長から、「緊急事態宣言の発令等による外出自粛の影響で、節電のため自宅のエアコンを消して涼しい場所に集まろうと呼びかける本来の取組や、関連イベントの開催などの積極的な展開ができなかったが、市内のクールシェアスポットの紹介と情報発信をオンラインで行うために、新たにホームページを開設し、
新型コロナウイルス感染症対策に配慮しながら、可能な範囲で利用を促進したところである。」旨の答弁がなされました。 議案第67号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、多数をもって、認定すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第69号「令和2年度熊谷市
公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 本案については、質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、認定すべきものと決定いたしました。 以上が、
総務文教常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、認定賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○大久保照夫議長 以上で
総務文教常任委員長の報告は終了いたしました。 次に、環境産業常任委員長の報告を求めます。 〔田中 正環境産業常任委員長登壇〕
◆田中正環境産業常任委員長 環境産業常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 ただいま、議題となりました決算議案中、本委員会に付託され、議会閉会中の審査となっておりました案件は3件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る10月4日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第67号「令和2年度熊谷市
一般会計歳入歳出決算」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「ムサシトミヨ保護事業について、現在のムサシトミヨの個体数、新設した地下水のくみ上げポンプの状況及び今後の課題を伺いたい。」とただされ、環境政策課長から、「生息数調査を実施した結果、推定個体数は4,754尾で、ポンプについては、地元自治会の協力による水流確認や月1回の市による流量調査を実施しており、安定的な稼働が継続している。また、課題として、ポンプの放流先の1か所で生息が確認できなかったことから、周辺住民の方の協力を頂きながら、今後生息環境の改善をしていく必要がある。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「「総合戦略」スマートハウス補助事業について、令和2年度の補助件数と過年度からの累計件数、また、普及推進区域等の位置づけはあるか伺いたい。」とただされ、同課長から、「令和2年度実績は35件で、事業開始年度である平成26年度からの累計件数は310件となっている。また、普及推進区域は熊谷市全域としている。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「廃棄物対策事業について、土砂の堆積の許可件数と基準を伺いたい。」とただされ、環境推進課長から、「令和2年度の許可件数は16件で、許可申請の際、申請者の住民票の写し、預金残高証明書、工事見積書や施工者の法人市民税納税証明書等を求めており、これにより資力や信用を確認している。」旨の答弁がなされました。 さらに、同委員から、「農地利用最適化推進事業について、事業の概要を伺いたい。」とただされ、農業委員会事務局長から、「遊休農地解消のため、市と協定を結んだJAくまがやが実施する農地の除草、耕うん作業を受託する対象農地を市の農地情報に登録し、担い手へ貸し出すことを条件に費用の40%を補助するものである。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「「総合戦略」空き店舗活用支援事業について、事業の実績と1件当たりの上限額を伺いたい。」とただされ、商工業振興課長から、「平成30年度が4件、令和元年度が7件、2年度で7件補助を行っており、1件当たり50万円を上限として補助を行っている。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「「総合戦略」中心市街地活性化活動支援事業について、どのような事業に支援したのか伺いたい。」とただされ、中心市街地活性化担当副参事から、「熊谷まちなかモール委員会が実施した「納涼大盆踊り大会」、「サンタさんの星川おさんぽナイト」や、中心市街地活性化事業実行委員会が実施した「買って、食べて、まち元気スクラッチ」、「まち元気グルメスタンプラリー」に支援を行った。」旨の答弁がなされました。 さらに、同委員から、「自転車シェアリング事業について、社会実験の結果と内容を伺いたい。」とただされ、同副参事から、「令和元年6月から1年間の社会実験として実施し、総利用回数は1,631回、1日の平均稼働台数は4.5台となり、時間的な制約がなく、手軽に利用できる身近な交通手段として効果的であったと考えている。一方で、観光や店舗巡りなど、回遊を生み出す利用は限定的となっており、サイクルステーションの設置場所や、経費が収入を上回るなど採算面に課題があると考える。」旨の答弁がなされました。 議案第67号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等がなされましたが、採決を行ったところ、多数をもって、認定すべきものと決定しました。 次に、議案第70号「令和2年度熊谷市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 主な質疑では、「新型コロナウイルス感染症の影響により利用台数の減少と料金収入の減収になったと思うが、令和元年度決算との比較を伺いたい。」とただされ、中心市街地活性化担当副参事から、「利用台数で26.5%、料金収入は12.6%の減少となっている。」旨の答弁がなされました。 議案第70号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で認定すべきものと決定しました。 最後に、議案第72号「令和2年度熊谷市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 主な質疑では、「公営企業への移行の検討状況と、公営企業に移行した場合は、市の財政にはどのような影響があるのか伺いたい。」とただされ、農地整備課長から、「国は令和5年度までに地方公営企業法を適用することと定め、本市でも令和5年度からの適用を目指すため、平成30年8月に基本方針を定め、検討を開始した。公営企業会計へ移行することにより、経営の見える化が図られ、市の財政にとって健全な経営が行われることになると考えている。」旨の答弁がなされました。 議案第72号については、ほかに質疑等はなされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、認定すべきものと決定いたしました。 以上が、環境産業常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、認定賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○大久保照夫議長 以上で環境産業常任委員長の報告は終了いたしました。 次に、市民福祉常任委員長の報告を求めます。 〔中島千尋市民福祉常任委員長登壇〕
◆中島千尋市民福祉常任委員長 市民福祉常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 ただいま、議題となりました決算議案中、本委員会に付託され、議会閉会中の審査となっておりました案件は3件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る10月12日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第67号「令和2年度熊谷市
一般会計歳入歳出決算」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「在宅重度心身障害者手当支給事業について、予算流用した経緯を伺いたい。」とただされ、障害福祉課長から、「平成29年4月からの年齢要件の設定により手当の支給額は減少傾向であったが、令和元年度以降は下げ止まりの状況になり、令和2年度も見込みほど減少しなかったため予算に不足が生じ流用した。」旨の答弁がなされました。 さらに、同委員から、「同事業の流用元の重度心身障害者医療費給付事業のうち給付費の不用額が約2,900万円であったが、その理由と当初の見込みを伺いたい。」とただされ、同課長から、「対象者の変更があった平成27年以降減少傾向であり、これを踏まえ予算の計上を行ったが、新型コロナウイルス感染症の影響による受診控えや申請書の提出を控える傾向があったため予想を超える不用額が生じたものである。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「子どものショートステイ事業について、決算額がゼロになった理由を伺いたい。」とただされ、こども課長から、「新型コロナウイルス感染症の影響により、施設側が受け入れ困難な状況となり実績がなかったためである。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「安全なまち推進事業について、防犯カメラの修繕の内容を伺いたい。」とただされ、安心安全課長から、「平成29年度に設置した熊谷駅南口ロータリー西側の2台の防犯カメラについて、落雷が原因と推測される故障のため修繕を行った。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「空き家等対策事業について、上中条地内での行政代執行に要した費用の支払い状況を伺いたい。」とただされ、同課長から、「相続財産管理人に対し納付書を交付しており、今後は裁判所の許可を得た上で更地になった土地を売却し、返済に充ててもらう予定である。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「市民生活支援事業について、コロナ禍前後で消費生活相談の内容に生じた変化を伺いたい。」とただされ、市民活動推進課長から、「平成29年度頃からはがきによる架空請求に関する相談が増加していたが、令和2年度は、在宅時間の増加が要因と思われる、通信販売やネット広告など、インターネット関連のトラブルや訪問販売に関する相談が増加している。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「健康増進事業について、子宮頸(けい)がんなどの個別検診の受診率が無料クーポン券を配布しているにもかかわらず低いことに対する見解を伺いたい。」とただされ、熊谷保健センター所長から、「クーポン券配布の対象年齢によってがん検診の必要性に対して十分な理解がない可能性や居住地と住民票上の住所が異なる等の理由によりクーポン券が適切な時期に本人の手元に届かず利用の機会を逃している可能性が考えられる。今後、国でクーポン券の配布方法等の見直しも検討していることから、動向を注視し受診率の向上に努めたい。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員からは、「こんにちは赤ちゃん事業について、訪問率が100%に届かない理由と訪問できなかった際のその後の対応を伺いたい。」とただされ、母子健康センター所長から、「未熟児での出生や病気による長期入院、また
新型コロナウイルス感染症対策で訪問を希望されないことが主な要因と考える。これらの場合は、乳児健診の際に状況を把握している。」旨の答弁がなされました。 議案第67号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、多数をもって、認定すべきものと決定しました。 次に、議案第68号「令和2年度熊谷市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 主な質疑では、「災害等臨時特例補助金を活用した国民健康保険税の減免措置の件数について伺いたい。」とただされ、保険年金課長から、「新型コロナウイルス感染症に係るものが326件、東日本大震災に係るものが2件であった。」旨の答弁がなされました。 議案第68号については、ほかにも質疑等なされましたが、採決を行ったところ、多数をもって、認定すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第73号「令和2年度熊谷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 質疑では、「令和2年度保険料について令和元年度との変更点を伺いたい。」とただされ、保険年金課長から、「所得割率が7.86%から7.96%に改定された。」旨の答弁がなされました。 議案第73号については、ほかに質疑等はなく、採決を行ったところ、多数をもって、認定すべきものと決定しました。 以上が、市民福祉常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、認定賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○大久保照夫議長 以上で市民福祉常任委員長の報告は終了いたしました。 次に、都市建設常任委員長の報告を求めます。 〔関口弥生都市建設常任委員長登壇〕
◆関口弥生
都市建設常任委員長
都市建設常任委員会における付託案件審査の概要について、御報告いたします。 ただいま、議題となりました決算議案中、本委員会に付託され、議会閉会中の審査となっておりました案件は4件であります。 本委員会では、これらの審査を行うため、去る10月14日に委員会を開催し、審査が終了いたしましたので、その経過と結果について申し上げます。 なお、案件の審査に当たりましては、執行部の説明を聴取し、慎重に審査したところであります。以下、順次御報告いたします。 初めに、議案第67号「令和2年度熊谷市
一般会計歳入歳出決算」中、本委員会所管分について申し上げます。 主な質疑では、「ブロック塀等撤去・生け垣設置奨励補助事業について、生け垣設置の補助金の申請がなかった理由を伺いたい。」とただされ、建築審査課長から、「生け垣は成長するため管理しなくてはならない点が影響したものと考えられる。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「熊谷運動公園管理運営経費について、スポーツ振興くじ補助金の活用の今後の考えを伺いたい。」とただされ、公園緑地課長から、「令和2年度は、テニスコートの人工芝化の工事について助成を受けており、今後も精査しながら計画的に活用していきたい。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「都市計画基本方針等策定事業について、都市計画マスタープラン・立地適正化計画の策定を外部委託する理由を伺いたい。」とただされ、都市計画マスタープラン等担当副参事から、「委託業者は、他市の計画策定に携わり知見に富んでおり、GISを活用しての都市分析及び情報解析能力にもたけていたためである。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「道路管理経費について、道路台帳修正業務委託料が令和元年度に比べて増加した理由を伺いたい。」とただされ、管理課長から、「県道冑山熊谷線の延伸、熊谷西環状線等の幹線道路網の完成等に伴い、市道の認定、廃止の件数が増加するなど、道路台帳の修正業務が増加したためである。」旨の答弁がなされました。 また、別の委員から、「自転車通行環境整備事業について、社会資本整備総合交付金の補助率は10分の4だが、別の事業と補助率が異なる理由を伺いたい。」とただされ、維持課長から、「社会資本整備総合交付金の補助率は、国が細かく定めており、事業の種類、インフラ整備の重要性等により異なるものである。」旨の答弁がなされました。 議案第67号中、本委員会所管分については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、認定すべきものと決定しました。 次に、議案第71号「令和2年度熊谷市
熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算」について申し上げます。 本案については、特に質疑等はなく、採決を行ったところ、全会一致で、認定すべきものと決定しました。 次に、議案第74号「令和2年度熊谷市
水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れ」について申し上げます。 主な質疑では、「緊急時給水拠点確保等事業費について、事業内容を伺いたい。」とただされ、水道課長から、「災害時においても給水を確保するため、国庫補助を受けて、重要な医療機関や給水拠点となる公園等への配水管、送水管等の耐震化工事を行うものである。令和2年度は、久保島、原島、上奈良・中奈良地内の配水管工事、送水管工事を行った。」旨の答弁がなされました。 議案第74号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、認定及び原案のとおり可決すべきものと決定しました。 最後に、議案第75号「令和2年度熊谷市
下水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れ」について申し上げます。 主な質疑では、「他市の有収率はおおむね80パーセント前後だが、本市の有収率が61.9パーセントとなっている理由を伺いたい。」とただされ、下水道課長から、「本市の下水道は、汚水と雨水を同一の管渠系統で排除している区域があり、雨水の流入により有収率が変動しやすくなっているが、令和2年度の上半期は、過去3年間の同時期の平均と比較して約1.3倍の降水量があり、雨水の流入量が増加したことから、有収率が低下したものである。」旨の答弁がなされました。 議案第75号については、ほかにも質疑等なされましたが、執行部の答弁を了とし、採決を行ったところ、全会一致で、認定及び原案のとおり可決すべきものと決定しました。 以上が、
都市建設常任委員会に付託されました案件審査の概要であります。 議員各位におかれましては、委員会の決定どおり、議決賜りますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○大久保照夫議長 以上で
都市建設常任委員長の報告は終了いたしました。 〔「議長、休憩」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 議事の都合により暫時休憩いたします。 午前11時15分 休 憩 午前11時42分 再 開
○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開いたします。
△各常任委員長の報告に対する質疑
○大久保照夫議長 これより、各常任委員長の報告に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。
△各常任委員長の報告に対する討論
○大久保照夫議長 これより討論に入ります。 初めに、委員長報告に対する反対討論の方。 〔25番大山美智子議員登壇〕
◆大山美智子議員 25番、大山美智子です。日本共産党議員団は、議案第67号、議案第68号及び議案第73号に対する委員長報告に反対します。他の議案は賛成です。 私は、日本共産党議員団を代表して、議案第67号 令和2年度熊谷市
一般会計歳入歳出決算の委員長報告に対し、反対討論を行います。令和2年3月に市内での新型コロナウイルス感染者が初めて認められ、令和3年2月中旬時点で累計500人を超える事態となりました。令和2年度は新型コロナウイルス感染が拡大したことで、1年を通して学校行事、産業祭をはじめ様々な活動、飲食店をはじめとする経済活動等にも自粛の要請があり、マスクや手洗い、消毒が欠かせない生活になるなど大きな影響がありました。 令和2年度決算を見ますと、歳入約939億2,500万円、歳出約881億9,000万円で、約240億円前年より膨らみ、過去最大となりました。新型コロナウイルス感染対策によるもので、新型コロナウイルスワクチン接種準備としてワクチン接種コールセンターの委託業務費やワクチン用冷凍庫などの購入費なども含まれています。国が行った国民全員への10万円給付では、早くてスムーズに受け取ることができるとされたマイナンバーカードでの申請がかえって遅くなるなど、市民に混乱を招きました。世帯主への全家族分を振り込むため、DVを受けている方への独自の対策も取ることになりました。 そのような中、市民の暮らしはどうだったでしょうか。令和2年度の市税等の滞納者数は、市民税2,253件、固定資産税2,418件、国保税2,979件などで、合計で8,895件、差押え件数は市税のみで合計937件で、不動産、預貯金、給与、生命保険、自動車、年金など国保税で600件となっています。令和3年3月31日現在の生活保護は1,910世帯、2,385人と横ばいです。しかし、離職や廃業など一定の条件で家賃の実額を給付する住居確保給付金は、令和2年度は496件、5,434万円の給付実績で、コロナ禍で住居を失う不安を抱えている実態が見えます。社会福祉協議会が貸付けを行う緊急小口資金は1,235件、2億3,031万円、総合支援資金は1,478件、7億6,943万円で、市民の暮らしの窮乏の実態が見えます。 また、子供の貧困の状況を表す一つの指標でもある令和2年度の
就学援助事業を見ますと、小学校は1,192人、中学校は872人が利用しており、受給者割合は、小学校が13.1%、中学校が18.4%、全体では14.9%で、前年比1.2ポイントの増、児童・生徒100人当たりにつきおよそ15人が生活保護もしくは保護に準ずる程度に困窮していることが分かります。過去5か年の受給割合は、100人当たり13人から15人となっており、
就学援助の受給割合から子供の貧困の解消が改善されていない状況が見て取れます。支給時期を早めるよう要望し、小・中学校いずれも入学前の2月から新入学学用品費が支給されるようになり、助かっている家庭も多いと思います。中学校の部活動に係る経費等など、支給対象を広げる検討について令和2年度は行っていないとのことでしたが、今後の検討をお願いいたします。 評価できる点ですが、「総合戦略」住宅リフォーム資金補助事業については、制度の周知と申請を工事終了後にし、申請は1年を通していつでもできるなど改善が見られたこともあり、交付件数が307件から804件へ、交付金額は1,856万円から5,100万円へと増加し、工事総額は4億8,320万円から13億7,967万円へと大きく伸びたことは、前向きな取組で評価できます。畳替えやふすま貼りなども対象工事に入れてほしいとの声も上がっています。 「STOPコロナ」対策として、市独自の小規模事業者緊急支援事業として10万円の支援は3,591件で、縦割り行政による対象者を限定する弊害もありましたが、県内でもいち早い支援で喜ばれました。小・中学校トイレ整備事業は、令和2年度までに小学校12校、中学校7校が前倒しで整備され、今後4年から5年をかけて完了の予定です。小・中学校校舎大規模改造事業では校舎ごとに整備が進められ、全体の終了を15年から20年後を見込んでいます。気持ちのよい学校環境が整いつつあります。 学力向上対策推進事業では、令和2年度の学力向上補助員は110人で、全ての学校に1人から4人が配置され、また、令和3年度は9人増え119人、5人配置の小学校が2校となるなど、各学校への配置人数も見直されました。 職員提案表彰で優秀改善賞に16件が表彰を受けたそうですが、その中からママパパ教室を令和2年10月から土曜日も開催するようにしたのは、子育て支援につながります。職員の提案ということで評価できます。 また、交通不便地域解消のため、ゆうゆうバスくまぴあ号の本格運行が9月からスタートしました。コロナ禍にあって乗客数は減少しましたが、喜ばれています。 次に、以下について指摘します。職員の時間外勤務について、令和2年度は特別定額給付金給付事業や、教育委員会では小中学校GIGAスクール構想事業の導入、会計年度任用職員制度への切替え、「STOPコロナ」学校感染症対策事業の実施などがあり、他の職場からの応援もありましたが、時間外勤務が多い状況になりました。一時期とはいえ、今後は配置等も含め見直しを求めます。 また、例えば、恒常的に時間外勤務の多かった生活福祉課では、緊急事態宣言の中、生活保護世帯への訪問を控えた結果、勤務時間外に行っていた事務作業が勤務時間中にできました。結果的に超過勤務の時間は減少しましたが、1人平均200時間を超えています。これ以上の職員削減をやめるよう求めます。 福利厚生で職員用の駐車場利用料について、基本的に無料とすべきと考えます。304台分を借り上げていますが、自己負担がある職場とない職場があります。駐車料金負担の違いについての話合いは、令和2年度は行っていないとのことですので、今後話合いをするよう求めます。 小・中学生ハートフル学級の参加実人数は、小学生250人、中学生124人、合計374人で、実施校の児童・生徒に占める参加者の割合は、小学校9.3%、中学校7.2%、全体では8.5%、また、市内全小・中学校の児童・生徒に占める参加者の割合は、小学校2.7%、中学校2.6%、全体で2.7%となっています。また、成人ハートフルの参加実人数は224人となっています。限られた地域や学校のみで実施されているハートフル学級はやめるべきです。 人権政策課が所管する住宅資金貸付金は、昭和47年度から平成8年度までに貸し付けた110件で、令和2年度の返済は40件、440万6,922円とありましたが、未済額は4億1,202万4,246円が残っています。令和3年3月31日現在で未済額が最も多い順から5件は、いずれも貸付金750万円で、利子も含めると総額5,000万円近くになり、うち2件は一円も返済していません。いずれも償還期日は過ぎており、遅れている返済を早めることと同時に、改めて返済計画を作成してもらうよう働きかけることを強く求めます。 同和対策事業振興補助金は減額されてはいますが、1,251万6,200円が補助されています。減額計画は令和3年度までとなっていますが、引き続き減額を進め、基本的にはやめるべきです。 人権政策課で行ってきた巡回相談は、集会所や隣保館での相談はほとんどなく、あっても数件だったため、日本共産党議員団は市役所内での相談にするようこれまで何度も求めてきました。令和2年度の相談件数は、人権政策課内の相談が9件、春日文化センターでの相談が1件、集会所で行ってきた巡回相談が2件で、相談内容は生活の困窮によるものや健康、相続などで、市民相談室の法律相談や生活福祉課などと連携して対応したとのことです。委員会の質疑で、巡回相談について以前から相談件数が少ないことから令和2年度に見直しを行い、令和3年度から巡回する方法ではなく、相談を希望される方から連絡を頂き、日程を合わせて市役所や集会所等で相談を受けることとしましたとあり、大きな成果と考えています。 「総合戦略」こども医療費助成事業では1億6,000万円の不用額を出していますが、市税等の完納要件を付しています。不用額の主な要因は、コロナ禍での受診控えです。令和3年度は完納要件を付していませんが、今後も完全無料化制度として続けることを求めます。 市独自で行った「STOPコロナ」子育て支援臨時給付金給付事業は、世帯当たり3万円を給付する事業ですが、生活保護世帯については、8,000円までは収入認定されず給付が可能のはずですが、除外されました。 また、地域応援プレミアム付商品券発行事業でも、プレミアム分30%分が収入認定されるため、生活保護世帯だけが除外される形となりました。市民全体でスクラムを組むためにも生活保護世帯にも給付すべきであり、国へ要望するよう求めます。公共施設統廃合については、星宮小学校と成田小学校の統廃合が進められましたが、コロナ禍にあって地域の話合いも不十分であったと考えます。今後の特に学校の統廃合計画については、地域の皆さんの合意の下、進めるべきと考えます。 以上を申し上げ、議案第67号 令和2年度熊谷市
一般会計歳入歳出決算に対しての委員長報告に対する反対討論といたします。議員皆様の御賛同をどうぞよろしくお願いいたします。
○大久保照夫議長 ただいまの反対討論に対して賛成討論の方。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ほかに。 〔23番桜井くるみ議員登壇〕
◆桜井くるみ議員 私は、議案第68号、議案第73号について、日本共産党議員団を代表して反対討論を行います。 初めに、議案第68号 令和2年度熊谷市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算の委員長報告に対し、反対討論を行います。 熊谷市の国民健康保険加入状況ですが、令和2年度は4万3,900人、2万8,261世帯です。均等割、7割軽減は8,047世帯、1万442人、5割軽減は4,480世帯、7,898人、2割軽減は3,844世帯、6,905人です。約58%の世帯が軽減世帯ということになります。国民健康保険は平成30年度から都道府県単位化となり、保険税の統一化が要求されました。令和2年度の保険税は、医療給付費分の資産税と平等割が廃止となり、所得割と均等割の2方式としました。具体的には、医療給付費分の限度額を3万円引き上げ61万円に、医療給付費分の所得割率を6.8%から6.9%に、後期高齢者支援金分の所得割率を2%から2.1%に引き上げ、均等割額を1万800円から1万2,000円に1,200円引き上げました。平均保険税を見ると、1世帯、平成30年度12万2,124円、令和元年度12万7,455円で、令和2年度は12万5,121円です。令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響もあるようですが、いずれも所得の2割にもなる保険税のため、令和3年5月末時点で滞納世帯は2,980世帯となり、差押えは2年度中で763件となっています。子供に係る均等割保険税は、医療給付費分2万5,000円と、後期高齢者支援金分1万2,000円で、生まれたての赤ちゃんでさえ1人3万7,000円の負担となりました。子育て支援を強めるという熊谷市ならば、例えば、低所得者に対し無料や2分の1軽減など、率先して子供の均等割の軽減をすべきではないでしょうか。 令和2年度の災害等臨時特例は、東日本大震災関連で2件ありました。また、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、収入が3割減になるおそれがある場合、減免を受けることができ、326件が適用されました。大変な件数です。新型コロナウイルス感染した方への傷病手当金は2件でした。これは、事業の経営者は適用されず、国保に加入している給与所得者に適用されるという制度で、大きな矛盾が噴き出しました。国保加入者は市民の22%に当たり、個人事業主や農業、また、非正規雇用の方が多く加入しています。コロナ禍の中で大きな影響を受けていることから、令和3年度は引上げが一旦見送られました。高過ぎる国保税をこれ以上上げることのないよう求め、議案第68号の委員長報告に対する反対討論といたします。 次に、議案第73号 令和2年度熊谷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の委員長報告に対し、反対討論を行います。2008年、平成20年にスタートした後期高齢者医療制度は、75歳という年齢で医療保険を家族から外すものです。扶養家族であった高齢者にも保険税の負担を課し、保険料の計算には本人の所得ではなく世帯の所得で行うなど、制度そのものに大きな問題があります。熊谷市の加入者は2万7,590人で、うち特別徴収は2万2,671人、約82%です。普通徴収は4,919人、約18%です。保険料は2年に1回改定され、令和2年度は引上げとなりました。所得割が7.86%から7.96%へ0.1%増に、賦課限度額も2万円引き上げられました。さらには、低所得者への特例軽減の縮小や廃止が続いています。令和2年度の1人当たりの保険料は7万4,021円から7万6,481円となり、2,460円増額となりました。保険料の引上げにとどまらず、年金の引下げ、消費税の増税、相次ぐ社会保障費の負担増で高齢者の生活は本当に大変です。 以上申し上げ、議案第73号の委員長報告に対する反対討論といたします。議員皆様の御賛同をどうぞよろしくお願いいたします。
○大久保照夫議長 ただいまの反対討論に対して賛成討論の方。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ほかに討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。
△採決
○大久保照夫議長 これより9件を順次採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 初めに、議案第67号 令和2年度熊谷市
一般会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、各常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成多数であります。 したがって、議案第67号については、各常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
○大久保照夫議長 次、議案第68号 令和2年度熊谷市
国民健康保険特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成多数であります。 したがって、議案第68号については、市民福祉常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
○大久保照夫議長 次、議案第69号 令和2年度熊谷市
公共用地先行取得特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、
総務文教常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はございませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第69号については、
総務文教常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
○大久保照夫議長 次、議案第70号 令和2年度熊谷市
駐車場事業特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第70号については、環境産業常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
○大久保照夫議長 次、議案第71号 令和2年度熊谷市
熊谷都市計画事業土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、
都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第71号については、
都市建設常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
○大久保照夫議長 次、議案第72号 令和2年度熊谷市
農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、環境産業常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第72号については、環境産業常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
○大久保照夫議長 次、議案第73号 令和2年度熊谷市
後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算。 参加ボタンを押してください。 本案については、市民福祉常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成多数であります。 したがって、議案第73号については、市民福祉常任委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。
○大久保照夫議長 次、議案第74号 令和2年度熊谷市
水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについて。 参加ボタンを押してください。 本案については、
都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第74号については、
都市建設常任委員長の報告のとおり決定いたしました。
○大久保照夫議長 次、議案第75号 令和2年度熊谷市
下水道事業会計決算並びに剰余金の処分及び資本金への組入れについて。 参加ボタンを押してください。 本案については、
都市建設常任委員長の報告のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第75号については、
都市建設常任委員長の報告のとおり決定いたしました。 暫時休憩いたします。 午後 零時14分 休 憩 午後 1時14分 再 開
○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開いたします。
△(報告第45号)ないし(報告第53号)の一括上程、質疑、了承
○大久保照夫議長 次、日程第8、報告第45号 専決処分の報告について(熊谷市個人情報保護条例の一部を改正する条例)から報告第53号
例月出納検査報告(令和3年度9月分)まで、以上9件を一括議題とします。 9件について質疑がありましたら、お願いいたします。
◆白根佳典議員 2番、白根です。報告第49号と報告第50号です。消防本部定期監査、建設部定期監査、それぞれ3ページと4ページです。女性吏員の新規採用は今後どのように進めていくのでしょうか。 そして、表示マークについての今後の取組、消防本部と建設部双方にまたがりますけれども、適正な事務処理、これは定期監査が終わってから時間がたっていませんけれども、現在はどのように行っているのか、今後はどのように行うのか。 建設部の定期監査で指摘されています契約事務の適正処理に対する今後の取組をそれぞれ御答弁ください。
◎渋澤健司消防長 白根議員さんの質疑にお答えします。 初めに、適正事務処理についてですが、定期監査で御指摘のあった点につきましては既に是正し、適正な事務処理の執行に努めております。今後も指導及びチェック体制を強化してまいります。 次に、女性吏員の新規採用についてですが、ここ数年、女性消防吏員の新規採用者がいませんが、採用試験は競争試験により実施しているため、申込者がいても合格に至っていないのが現状です。しかし、申込者数も決して多いものではないため、今年度は仕事の魅力をPRし、消防の仕事を理解してもらうためパンフレットを作成いたしました。今後は、採用説明やインターンシップの実施など積極的に取り組んでいきます。さらに、消防フェアや定期演奏会などの機会にも積極的に広報を実施してまいります。 次に、表示マークの今後の取組についてですが、まず制度の該当となるホテル、旅館等を抽出して、全ての施設に対して制度の仕組みについて改めて通知して周知を図ります。また、防火協力団体の熊谷市防火安全協会会員となっているホテル等に向けては、会報誌に記事を掲載するとともに、その他の該当施設にも直接制度の趣旨を説明に伺うことを計画しています。これらを実施し、申請率の向上を目指してまいります。 以上でございます。
◎荻野秀夫建設部長 建設部定期監査結果への対応についてお答えいたします。 現金出納簿や分任出納員、備品の抹消登録等、可能なものは既に対応しています。使用料徴収等経過しているものは次回から改めることとし、措置内容を共有して準備を進めています。契約事務については、契約や予算執行等、所定の手続を関係職員に周知徹底したところであり、研修の活用やチェック機能の強化を図るなどし、適正処理に努めてまいります。 以上です。
◆白根佳典議員 すみません、1点、消防の女性の職員ですけれども、新規採用は能力で採用しますので、男性、女性ということではなくて、その試験は受けていただくことになるのだと思うのですけれども、そもそも試験を受けに来ていただける方というのはこの5%を超えているのですか。
◎渋澤健司消防長 お答えします。 今年度については1名あったのですが、事前にキャンセル。昨年度については1名の受験者ということです。 以上でございます。
◆白根佳典議員 すみません、全体は何人採用で1名なので何%というような数字が出れば。
◎渋澤健司消防長 失礼しました。現在、消防職員については9人の女性職員が、吏員がおるのですけれども、この数字が3%です。目指す数字が5%で、13名を目指しておりますが、そこについての受験者が今のところそろっていないということです。 以上です。
○大久保照夫議長 ほかに。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。 これより9件を一括して採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 参加ボタンを押してください。 9件については、いずれも報告のとおり了承することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、報告第45号から報告第53号まで、以上9件についてはいずれも報告のとおり了承することに決定いたしました。
△(議案第85号)の上程、説明
○大久保照夫議長 次、日程第9、議案第85号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度熊谷市
一般会計補正予算(第7号))、本案を議題といたします。 本案について提出者の説明を求めます。
◎山崎実総合政策部長 ただいま議題となりました議案第85号 専決処分の承認を求めることについて御説明を申し上げますので、表紙にナンバー5と表示のあります議案書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 専決処分をいたしましたのは、令和3年度熊谷市
一般会計補正予算(第7号)でございます。それでは、予算の内容につきまして申し上げますので、3ページを御覧いただきたいと存じます。第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定予算の総額に13億4,402万1,000円を追加し、総額を690億3,434万9,000円とするものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきまして申し上げますので、初めに4ページをお願いいたします。総括の歳入でございますが、15款国庫支出金を追加するものでございます。 5ページに参りまして、歳出でございますが、3款民生費を追加するものでございます。 次に、その内容でございますが、説明の順序といたしまして歳出から申し上げますので、9ページをお願いいたします。主な内容につきまして、事業名の欄を御覧いただきたいと存じます。上の人件費及び下の「STOPコロナ」子育て世帯臨時特別給付金給付事業は、国の経済対策として行うもので、新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中、子育て世帯に対する18歳以下の子供1人当たり10万円相当の給付のうち、5万円の子育て世帯臨時特別給付金を速やかに給付するための関連経費を計上するものでございます。 なお、支給の基準日は令和3年9月30日で、支給対象者は9月分児童手当の受給者、今年度中に16歳から18歳になる子供の養育者及び令和4年3月31日までに出生した子供の養育者となっており、また、生活保護受給世帯も対象となっております。 続きまして、歳入につきまして申し上げますので、前にお戻りいただきまして8ページをお願いいたします。15款国庫支出金でございますが、今回の歳出予算に関連し、定められた額を計上するものでございます。 以上でございます。何とぞ御承認くださいますようお願い申し上げます。
○大久保照夫議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。
△上程議案に対する質疑
○大久保照夫議長 これより本案に対する質疑に入ります。
◆桜井くるみ議員 23番、桜井です。ただいまの議案第85号について質疑いたします。 国が決定した18歳までの子供に5万円を給付する補正予算でありますが、13億4,402万1,000円のうち給付費が13億3,000万円です。プログラム作成委託料や人件費などで1,402万1,000円になりますが、5万円の給付の後、クーポンとして5万円分が給付というのでしょうか、皆さんに配られる予定ですが、その事務費が多額で、国全体で1,200億円の事務費、そのうち5万円給付では300億円、クーポンで900億円という発表がありましたが、熊谷市もこのクーポン発行時には今回の3倍ほどの事務費が想定されるわけです。そういう中で、11月19日の閣議決定の中で、地方自治体の実情に応じて現金給付も可能とするとされました。専決処分日がたまたま同じで19日でしたけれども、事務費の削減、職員の仕事の削減、さらには給付を受ける方のことを考えると、現金でできれば一括で給付することが一番ではないかなと思っています。閣議決定を受けて、今後現金給付について検討する考えがあるのかどうかお聞きします。
◎植原利和福祉部長 お答えいたします。 5万円相当のクーポンの取扱いについては、まだ国から具体的な通知等が示されておりません。今後、国から通知等が示され次第、研究してまいります。 以上でございます。
◆桜井くるみ議員 クーポンの中身については、いろいろ皆さんが予想してSNSなどにいろいろ投稿されているのを見るのですが、やはり現金が一番使いやすいという声が多いようです。先ほど言いましたけれども、職員の事務量も考えたり、あるいは事務費に使うお金を考えれば、閣議決定でせっかく現金給付も可能とありましたので、その点についてしっかり検討していただければと思います。 それから、もう一つ、令和3年9月30日が支給判断日ということですが、その時点、引っ越しをして、転入したり転出したりもあると思いますが、その9月30日にいる住所地でこの5万円を頂くという判断でよろしいのでしょうか。
◎植原利和福祉部長 お答えいたします。 9月30日の基準日といいますのは年齢制限、年齢の基準の部分になります。住所地の要件については、児童手当の給付の要件等に関係しますので、転出入とのタイミングに応じて支給の対象者は熊谷市ないしはその他の市町村ということで変わってきます。 以上でございます。
◆桜井くるみ議員 では、例えば、9月30日には熊谷市にはいたけれども、転出して現在は別の市町村に住居を構えているという場合は、どの市町村からこの5万円給付を受けることになりますか。
◎植原利和福祉部長 お答えいたします。 児童手当の支給の基準というのは転出予定日で判断をしていきますので、転出予定日の届出のあった月、その市町村が対象の市町村となります。 以上でございます。
◆桜井くるみ議員 9月30日に引っ越しをしていても、熊谷市から判断基準で頂けるということで理解します。質疑を打ち切ります。
○大久保照夫議長 ほかに。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ほかに質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。
△上程議案の委員会付託省略
○大久保照夫議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 御異議ありませんので、本案については委員会付託を省略することに決定いたしました。
△上程議案に対する討論
○大久保照夫議長 これより討論に入ります。 初めに、反対討論の方。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 別に討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。
△採決
○大久保照夫議長 これより本案を採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 議案第85号 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度熊谷市
一般会計補正予算(第7号))。 参加ボタンを押してください。 本案については、原案のとおり承認することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はございませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第85号については原案のとおり承認いたしました。
△(議提議案第6号)の上程、説明
○大久保照夫議長 次、日程第10、議提議案第6号 熊谷市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、本案を議題といたします。 事務局副局長が議案を朗読いたします。 なお、議案の朗読については、提出者及び提案理由のページを朗読することにいたします。 〔職員朗読〕(議提議案第6号) 令和3年11月30日 議長 大久保 照 夫 様 提 出 者 議 員 影 山 琢 也 〃 〃 山 下 一 男 〃 〃 三 浦 和 一 〃 〃 小 林 一 貫 〃 〃 権 田 清 志 〃 〃 大 山 美智子 議案提出について 令和3年第4回市議会定例会(11月30日の会議)に下記の議案を別紙のとおり提出する。 記 [議提議案第6号] 熊谷市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例 〔理 由〕 議長、副議長、常任委員会委員長、議会運営委員会委員長及び議員の期末手当支給割合の改定を行うため
○大久保照夫議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、提出者の説明を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については提出者の説明を省略することに決定いたしました。
△上程議案に対する質疑
○大久保照夫議長 これより本案に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。
△上程議案の委員会付託省略
○大久保照夫議長 お諮りいたします。 本案については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、本案については、委員会付託を省略することに決定いたしました。
△上程議案に対する討論
○大久保照夫議長 これより討論に入ります。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 別に討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。
△採決
○大久保照夫議長 これより本案を採決いたします。 採決は起立により行います。 議提議案第6号 熊谷市議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例、本案については、原案のとおり決定することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○大久保照夫議長 起立全員であります。 したがって、議提議案第6号は原案のとおり可決されました。
△(議案第100号)及び(議案第101号)の一括上程、説明
○大久保照夫議長 次、日程第11、議案第100号 熊谷市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第101号 熊谷市一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例、以上2件を一括議題といたします。 2件について提出者の説明を求めます。
◎本多俊総務部長 ただいま議題となりました議案第100号 熊谷市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例及び議案第101号 熊谷市一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の2件につきまして、御説明を申し上げます。 これらの議案は、本年度の人事院勧告に基づく関連議案となっておりますが、初めに資料ナンバー14からナンバー16までの参考資料により、今回の条例改正案の概要を御説明申し上げまして、その後、資料ナンバー13の議案書につきまして御説明をさせていただきたいと存じます。 まず、資料ナンバー14からとなりますが、この資料は議案第100号で御提案申し上げます市長、副市長及び教育長の期末手当の支給割合を引き下げる改定案でございます。この改定案につきましては、市長から熊谷市特別職報酬等審議会に諮問をし、同審議会会長から11月19日付でなされました答申を尊重した内容となっております。答申書につきましては、資料ナンバー15として写しを添えてございますので、参考にしていただきたいと存じます。 具体的な期末手当の支給割合の改定内容でございますが、資料ナンバー14のとおり、令和3年12月期を現行の2.225月から0.15月引き下げ2.075月とし、年間の支給割合を4.30月とするとともに、令和4年度以降につきましては、年間の支給割合を均等に配分し、6月期、12月期ともに2.15月へとその配分を改めるものでございます。 次に、資料ナンバー16となりますが、この資料は議案第101号で御提案申し上げます一般職職員の期末手当の支給割合を引き下げる改定案でございます。1の一般職職員でございますが、(1)の再任用職員以外の職員につきましては、令和3年12月期の期末手当を現行の1.275月から0.15月引き下げ1.125月とし、年間の支給割合を4.30月とするとともに、令和4年度以降につきましては、年間の支給割合を均等に配分し、6月期、12月期ともに1.20月へとその配分を改めるものでございます。 また、(2)の再任用職員につきましては、令和3年12月期の期末手当を現行の0.725月から0.1月引き下げ0.625月とし、年間の支給割合を2.25月とするとともに、令和4年度以降につきましては、年間の支給割合を均等に配分し、6月期、12月期ともに0.675月へとその配分を改めるものでございます。 次に、2の特定任期付職員でございますが、高度で専門的な知識経験者等を任期を定めて採用する場合の職員の期末手当の支給割合について、6月期、12月期ともに現行の1.675月から0.05月引き下げ1.625月とし、年間の支給割合を3.25月とするものでございます。なお、この特定任期付職員につきましては、現在のところ本市での任用はございません。 次に、3の会計年度任用職員でございますが、一般職の非常勤職員として任用している職員の期末手当の支給割合について、常勤の職員と同様に引き下げるもので、6月期、12月期ともに現行の1.275月から0.075月引き下げ1.20月とし、年間の支給割合を2.40月とするものでございます。 なお、会計年度任用職員の期末手当につきましては、常勤の職員の期末手当と同様の割合まで支給割合を段階的に引き上げることとしており、令和3年度にあっては特例措置として年間の支給割合を1.80月としていることから、本市における支給割合に改正はございません。 続きまして、各議案について御説明を申し上げますので、ナンバー13と表示してあります議案書を御覧いただきたいと存じます。初めに、1ページの議案第100号 熊谷市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例についてでございますが、この条例では先ほど御説明したとおり、市長、副市長及び教育長の期末手当について、第1条では、支給割合を0.15月引き下げ、第2条では、令和4年度以降の支給割合を6月期、12月期に均等に配分する改正となってございます。 また、附則でございますが、この条例の施行期日を令和3年12月1日と定め、第2条の規定については、令和4年4月1日と定めるものでございます。 次に、2ページをお願いいたします。議案第101号 熊谷市一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてでございますが、第1条及び第2条は、熊谷市一般職職員の給与に関する条例の一部改正で、こちらも先ほど御説明いたしましたとおり、一般職職員の期末手当の支給割合について、再任用職員以外の職員について0.15月、再任用職員については0.1月引き下げ、それぞれ令和4年度以降の支給割合を6月期、12月期に均等に配分する改正となっております。 次に、第3条は、熊谷市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正で、特定任期付職員の期末手当について、令和4年度以降の支給割合を6月期、12月期ともに0.05月引き下げる改正となっております。 次に、第4条は、熊谷市会計年度任用職員の報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正で、会計年度任用職員の期末手当について、令和4年度以降の支給割合を6月期、12月期ともに0.075月引き下げる改正となっております。 また、附則でございますが、この条例の施行期日を令和3年12月1日と定め、第2条から第4条までの規定は、令和4年4月1日と定めるものでございます。 以上で、議案第100号及び議案第101号の2議案につきましての御説明を終わらせていただきます。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
○大久保照夫議長 以上で提出者の説明は終了いたしました。
△上程議案に対する質疑
○大久保照夫議長 これより2件に対する質疑に入ります。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 別に質疑もありませんので、以上で質疑を終結いたします。
△上程議案の委員会付託省略
○大久保照夫議長 お諮りいたします。 2件については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと存じますが、これに御異議ございませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 御異議ありませんので、2件については委員会付託を省略することに決定いたしました。
△上程議案に対する討論
○大久保照夫議長 これより討論に入ります。 初めに、反対討論の方。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 別に討論もありませんので、以上で討論を終結いたします。
△採決
○大久保照夫議長 これより2件を順次採決いたします。 採決は投票システムにより行います。 初めに、議案第100号 熊谷市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費等に関する条例の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、原案のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第100号については原案のとおり可決されました。
○大久保照夫議長 次、議案第101号 熊谷市一般職職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例。 参加ボタンを押してください。 本案については、原案のとおり決定することに賛成または反対のボタンを押してください。 〔賛成・反対ボタンにより投票〕
○大久保照夫議長 変更等はありませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 ないものと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 したがって、議案第101号については原案のとおり可決されました。
△市長の所信表明演説
○大久保照夫議長 次、日程第12、市長の所信表明演説。 所信表明の要旨をタブレット端末に配付いたします。 〔職員配付〕
○大久保照夫議長 配付漏れ等はございませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 市長の発言を求めます。 〔小林哲也市長登壇〕
◎小林哲也市長 本日ここに、12月市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員皆様におかれましては、御健勝にて御参会を賜り、本市の重要案件につきまして御審議をいただけますことは、市政進展のため、誠に喜ばしく、心から感謝申し上げます。 私は、去る10月31日に執行された熊谷市長選挙におきまして、多くの市民の皆様からの温かい御支援、御信任を賜り、第5代熊谷市長として市政をお預かりすることとなりました。 この県北の雄都・熊谷市のかじ取り役を任されたことは身に余る光栄であるとともに、市民皆様の命と暮らしを預かるその職務の重大さと、責任の重さに身の引き締まる思いであります。 熊谷市は新市誕生から17年目を迎え、この間、議員皆様をはじめ市民皆様の御協力により、将来に向かって飛躍するための礎が構築されてまいりました。これまで御尽力いただいた富岡前市長をはじめ、関係皆様に対しまして敬意を表しますとともに、厚く御礼を申し上げます。そして、県議会議長を含む5期18年に及ぶ県議会議員としての経験を最大限に生かし、本市のますますの発展に全力を尽くし、邁進することをお誓い申し上げる次第でございます。 今定例会は、市長就任後初めての議会でありますので、市政に取り組む所信の一端を申し上げ、議員皆様、市民皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。 さて、私たちを取り巻く社会環境に目を向けてまいりますと、新型コロナウイルス感染症により、市民生活や地域経済は大きな打撃を受けており、今後も人々の行動や価値観など、あらゆる面において影響が続くことが予想されております。そして、ウィズコロナ、アフターコロナを見据えたデジタル化への急速なシフトや、地方への新たな人の流れが進むなど、これまでにない社会の動きも見られます。現在、感染状況は第5波が収束し、景気については、持ち直しの動きが見られるものの、依然として多くの皆様が先行きに不安を抱いている状況にあります。 加えて、少子高齢化の加速、人口減少の進行により、地方自治体には着実な行財政運営が求められております。本市の人口につきましては、令和2年国勢調査の速報値では19万4,439人となっており、平成12年調査の20万6,446人をピークに減少傾向が続いております。市全体の人口は減少しているにもかかわらず、高齢者人口は増加の一途をたどっており、出生数の低迷による年少人口の減少と、若年層の転出超過による生産年齢人口の減少も同時に発生していることから、今後、社会保障を支える側の負担が激増するとともに、地域コミュニティーの維持にも大きな影響を及ぼすものと危惧されております。本市の一層の発展のためには、現状をしっかりと認識し、将来にわたり持続可能で魅力あふれるまちづくりを、緊張感を持って進めていかなくてはなりません。 私は、「就業機会を増やす」、「転入、定住促進」、「結婚、出産、子育て支援」を基本目標として、本市が取り組んできた第2期熊谷市人口ビジョン総合戦略については、これを継承し、新たな視点を取り入れ、これからも熊谷市が活気に満ち、希望あふれる元気なまちであり続け、県北の中心都市として発展させてまいりたいと考えております。 そのため、自らの政策理念として「新熊谷プライドの創造」を掲げ、本市が持つ実力や魅力を改めて引き出すことで、まちをより一層元気にし、県北の模範として市民が誇れるまちづくりを目指し、全力で市政運営に邁進してまいる所存でございます。 そして、新しい熊谷の夢、希望を実現していくためのまちを元気にする7つの基本政策を目標に掲げ、全力を傾注してまいります。 第1に、安心安全のまち熊谷を創ります。 市民皆様の命と財産を守ることは私の最大の使命であります。喫緊の課題となっております
新型コロナウイルス感染症対策につきましては、今後も懸念される感染の再拡大に備え、市民皆様の感染拡大防止を図るとともに、厳しい状況にある市民生活や地域経済への支援についても積極的に取り組んでまいります。 また、近年の気候変動により、増加傾向にある自然災害に備えた対策強化についても着実に進めてまいります。市民皆様の防災意識の高揚を図るとともに、関係機関との連携による危機管理への対応力が求められており、とりわけ近年頻発する風水害への備えとしては、国とともに利根川、荒川の治水対策を進めるなど、市民皆様の安心安全の確保に努めてまいります。 第2に、親も子も笑顔が輝く熊谷を創ります。 本市の未来を担う子供たちの健やかな成長は、市民の願いでもあります。誰もが安心して子育てができる環境を整備するため、18歳までの医療費助成を継続するなど、子育て世代の負担軽減を図ってまいります。また、保育を利用する皆様の利便性の向上のため、保育ステーションの拡充をはじめとする子育て施設の充実を努めてまいります。 そして、学校におけるGIGAスクール構想の確立など、教育環境の充実に努め、知・徳・体のバランスの取れた「学力日本一」を目指してまいります。 第3に、みんなに優しい福祉の熊谷を創ります。 子供が健やかに成長できる環境、高齢者が元気に暮らせる環境、障害者が暮らしやすい環境づくりを推進し、地域住民が助け合い、支い合えるよう福祉施策の充実に取り組み、誰もが互いの人権を尊重し、多様性を理解し合いながら生きる社会の実現を目指してまいります。 そのため、超高齢社会を見据え、市民皆様の健康増進を図るとともに、医療、介護との連携による地域包括ケアについて推進してまいります。そして、厳しい状況に置かれているヤングケアラーへの支援等、介護する側に対するサポート体制の充実を図ってまいります。 第4に、文化と伝統の薫る熊谷を創ります。 本市には、国宝に指定された歓喜院聖天堂をはじめ、熊谷のうちわ祭に代表される数々の祭りなど、歴史と伝統に育まれたたくさんの文化遺産があります。これらを市民の誇りと捉え、しっかりと継承し、郷土愛の醸成を図るとともに、まちの魅力として効果的に発信してまいります。 また、本市ではスポーツ熱中都市宣言の下、スポーツによるまちづくりを推進してきたところです。そして、
ラグビーワールドカップ開催を契機に熊谷ラグビー場をはじめとする施設整備が進むとともに、市民が主体となった活動が盛り上がるなど、大会による有形無形の多くのレガシーが生まれました。こうしたレガシーを引き継ぎ、ラグビーをはじめとしたスポーツ文化の活性化を推進してまいります。そして、恵まれたスポーツ関連施設とともに、本市特有の地域資源として観光振興に役立てることで、交流人口の増加にもつなげてまいります。 第5に、元気な農業を創ります。 本市の農業については、米麦の二毛作や野菜の栽培などが盛んであり、農業産出額は県内でも上位にあります。また、農業大学校をはじめとした県の農業関係機関が集積するなどの環境にも恵まれています。しかしながら、農業従事者の高齢化や後継者不足、遊休農地の増加など、農業を取り巻く環境は厳しくなっております。こうした中、農業大学校の卒業生などの新規就農者をはじめ、新たな農産物の生産や6次産業化による加工品の開発などに関わる新時代の農業者が、明るい将来設計を描けるよう応援することで、農業の振興を図り、農産物のブランド化などの新たな魅力づくりを推進して、地域経済の活性化につなげてまいります。 第6に、将来を見据えた熊谷を創ります。 本市は古くから交通の要衝にあり、農業、工業、商業がバランスよく発展してまいりましたが、将来を見据え、活気あるまちづくりを推進していくためには、雇用の創出による人口増につながるインフラ整備を進めていくことが重要であります。そこで、国や県とも連携しながら首都高速道路に接続する高規格道路を熊谷まで延伸させ、利根新橋の実現を目指すとともに、周辺地域とのアクセスを向上させることで、企業誘致を図ってまいります。また、産業集積及び防災拠点機能の充実、拡充として新たな道の駅や土地区画整理事業を立ち上げ、産業拠点としての整備を図ってまいります。 そして、新幹線の停車駅である地の利を生かし、熊谷駅周辺においては新市民体育館の建設をはじめとするエリア開発を進めるとともに、北部地域振興交流拠点の完成を目指すなど、中心市街地への新たな人の流れを創ってまいります。 こうした都市基盤整備によるにぎわい創出に加え、まちを元気にしたいとの夢と希望を抱く若手起業家への支援についても充実させるなど、地域経済の振興を図ってまいります。 また、リモートワークの定着など、社会のデジタル化は一気に加速してまいりました。今後も、まちづくりや産業創造、教育、医療、福祉、防災対策などのあらゆる場面においてIoT技術の社会実装が期待されているところでもあります。こうした現況を踏まえ、本市においても公共施設へのフリーWi―Fiの拡充を図り、5G環境下での暮らしの快適化を目指すスマートシティへの取組を推進することで、デジタル社会にふさわしい便利で安心安全な生活環境の整備を進めてまいります。 第7に、持続可能な行政を創ります。 少子高齢化の加速、人口減少が現実となり、税収の大幅な増加が見込めない中にあっても、社会保障費の拡大や、新型コロナウイルス対策、そして将来を見据えたインフラ整備への対応が求められるなど、行財政運営を取り巻く環境はますます厳しくなることが予想されます。こうした中、次世代にも関わる公共施設マネジメントをはじめとした行財政改革については、不断の取組を進めてまいります。 また、行政の効率化を市民サービスの利便性向上のため、国が策定した「自治体デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進計画」に基づき、自治体の情報システムの標準化・共通化、行政手続のオンライン化などを着実に推進してまいります。 そして、多様な視点から市政を運営するため、審議会等市政への参画の場に女性登用を積極的に推進するとともに、常に市民目線に立ち、市民皆様の声に耳を傾け、職員と積極的に意見交換をしながら、高度化、多様化する市民ニーズに迅速に対応してまいります。 私は、ただいま申し上げてまいりました7つの基本政策を、できる限り早期に具体化いたしまして、議員皆様、市民皆様の御理解と御協力を頂きながら実現してまいりたいと考えております。 私は、国や県とも連携しながらまちの活性化に必要な基盤整備を進めるとともに、誰もが住みやすいと実感できる安心安全で利便性の高いまちを目指し、着実に人口増につなげ、まちを元気にしてまいります。 そして、これまでの経験や実績を最大限に生かし、お約束いたしました基本施策の実現に向け、誠実、公平、実行を旨に、情熱と誠意を持って、全力で市政に取り組んでまいります。 以上、私の市政運営に対する所信の一端を申し上げましたが、いずれも議員皆様、市民皆様の御理解、御協力なくしては実現できるものではありません。皆様方には今後とも御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、市長就任の挨拶とさせていただきます。 御清聴ありがとうございました。
○大久保照夫議長 以上で市長の所信表明演説は終了いたしました。
△市長の提案理由の説明
○大久保照夫議長 次、日程第13、市長の提案理由の説明。 説明の要旨をタブレット端末に配付いたします。 〔職員配付〕
○大久保照夫議長 配付漏れ等はございませんか。 〔「なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 市長の発言を求めます。 〔小林哲也市長登壇〕
◎小林哲也市長 今定例会に提案いたします諸議案につきまして、その概要を御説明申し上げます。 初めに、
一般会計補正予算案のうち、歳出の主なものにつきまして御説明申し上げます。 衛生費におきましては、
新型コロナウイルス感染症対策として、国からワクチン接種の追加接種の方針が示されましたことから、3回目の接種に関わる体制を整備するための経費を追加するものでございます。 商工費におきましては、市内経済の活性化を図る住宅リフォーム資金補助金について、利用件数が大きく上回ることが見込まれていることから、決算見込みを勘案し、これを追加するものでございます。 教育費におきましては、成田小学校及び籠原小学校の校舎大規模改造について、国の予算を活用し、来年度に実施を予定しておりました工事を前倒しして実施するものでございます。 続いて、歳入でございますが、今回の補正の財源として、国・県支出金及び地方債などの特定財源のほか、前年度繰越金を充てることといたしました。 そのほか、今年度中に業者選定から契約までの一連の準備行為を完了する必要がある業務委託及び指定管理や、公共工事の施工時期の平準化のための債務負担行為を追加するものでございます。 以上が補正予算の概要でございます。 次に、一般議案といたしまして、都市計画法等の一部改正に伴い、開発行為等に関する基準の見直しについて、熊谷市開発許可等の基準に関する条例の一部を改正する条例などを提案しております。 何とぞ慎重審議の上、御可決賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○大久保照夫議長 以上で市長の提案理由の説明は終了いたしました。
△(議案第86号)ないし(議案第88号)、(議案第89号)ないし(議案第99号)の一括上程
○大久保照夫議長 次、日程第14、議案第86号 令和3年度熊谷市
一般会計補正予算(第8号)から議案第88号 令和3年度熊谷市
下水道事業会計補正予算(第1号)まで、以上3件、次、日程第15、議案第89号 熊谷市手数料徴収条例の一部を改正する条例から議案第99号 市道路線の認定についてまで、以上11件、以上合計14件を一括議題といたします。 申し上げます。新型コロナウイルス感染対策のため、理事者におかれましては、この後、最小限の出席者での対応をお願いします。 同様に議員におかれましては、議席番号1番から18番までの議員にあっては偶数の方、議席番号19番から30番までの議員にあっては奇数の方は、会派控室等におきまして待機いただきますようお願いいたします。 なお、引き続き議場に出席希望される議員におかれましては、議場にお残りください。 また、退席に際し、席札は立てたままとしていただきますようお願いいたします。 暫時休憩いたします。 午後 2時10分 休 憩 午後 2時12分 再 開
○大久保照夫議長 休憩中の会議を再開します。
△議案説明
○大久保照夫議長 次、日程第16、議案説明。 上程中の補正予算議案3件について提出者の説明を求めます。
◎山崎実総合政策部長 ただいま議題となりました補正予算につきまして御説明を申し上げますので、表紙にナンバー1と表示のあります令和3年度熊谷市
一般会計補正予算書を御覧いただきたいと存じます。1ページをお願いいたします。議案第86号 令和3年度熊谷市
一般会計補正予算(第8号)につきまして申し上げます。 第1条は、歳入歳出予算の補正で、既定予算の総額に8億4,308万6,000円を追加し、総額を698億7,743万5,000円とするものでございます。 この内容につきましては、後ほど説明を申し上げます。 第2条は債務負担行為の補正、第3条は地方債の補正でございますが、それぞれ別表により申し上げますので、初めに5ページをお願いいたします。第2表、債務負担行為補正でございますが、一番上の公共施設予約システム更新事業から3つ下の老人憩の家平戸荘指定管理料までと、その3つ下の熊谷運動公園指定管理料、その下の妻沼運動公園等指定管理料、6ページに参りまして、上から2番目の高機能消防指令センター設備等保守管理業務委託、その下のICT支援員業務委託、一番下の荻野吟子記念館指定管理料は、来年度当初から執行する業務委託や指定管理につきまして、今年度中に業者選定から契約等を完了する必要があるため、債務負担行為を設定するものでございます。 5ページにお戻りいただきまして、中ほどの市道137号線等舗装打替工事、その下の排水路整備工事、6ページに参りまして、一番上の妻沼運動公園テニスコート改修工事、3つ下の大幡小学校校舎大規模改造工事設計業務委託、その下の奈良中学校校舎大規模改造工事設計業務委託は、公共工事の施工時期等の平準化のため、今年度中に入札等の予算執行が必要となることから、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、7ページをお願いいたします。第3表、地方債補正でございますが、学校施設整備事業は、小学校の校舎大規模改造事業の財源とするため、限度額を記載のとおり変更するものでございます。 次に、歳入歳出予算の内容につきまして申し上げますので、別冊でナンバー2と表示のございます令和3年度熊谷市
一般会計補正予算に関する説明書を御覧いただきたいと存じます。初めに、1ページをお願いいたします。総括の歳入でございますが、15款国庫支出金、16款県支出金、18款寄附金、20款繰越金、22款市債をそれぞれ追加するものでございます。 2ページに参りまして、歳出でございますが、2款総務費、3款民生費、4款衛生費、6款農林水産業費、7款商工費、8款土木費、10款教育費をそれぞれ追加するものでございます。 次に、その内容でございますが、説明の順序といたしまして歳出から申し上げますので、11ページをお願いいたします。内容につきまして事業ごとに御説明いたしますので、事業名の欄を御覧いただきたいと存じます。初めに、3款民生費でございますが、下の障害児給付事業は、放課後等デイサービスなどの利用者の増加に伴い給付費を追加するものでございます。 12ページに参りまして、一番上の児童福祉業務経費は、令和2年度分の国の補助金の確定に伴い返納金を計上するものでございます。一番下のあかしあ育成園管理運営経費は、障害がある子供の健全育成のための寄附を頂きましたことから、寄附金を活用し器具購入費を追加するものでございます。 13ページに参りまして、4款衛生費でございますが、下の健康増進事業は、国の方針にのっとりマイナンバー制度を活用し、がん検診等の個人情報を本人へ提供するシステム改修を行うためのプログラム作成委託料を計上するものでございます。 14ページに参りまして、6款農林水産業費でございますが、かんがい排水補助事業は、妻沼小島地区の排水対策として隣接する群馬県が実施する排水施設の整備事業及び各土地改良区が実施するかんがい施設の整備事業において、国等の補助金交付決定等を受けましたことから、市の負担金及び補助金を追加するものでございます。 18ページに参りまして、10款教育費でございますが、中学校維持管理経費は、中学校の教育環境の整備のための寄附を頂きましたことから、寄附金を活用し器具購入費を追加するものでございます。 19ページに参りまして、下の文化財保護業務経費は、埼玉県指定有形文化財諏訪神社本殿保存修理において、埼玉県の補助金の内定に伴い市の補助金を追加するものでございます。 続きまして、歳入につきまして申し上げますので、お戻りいただきまして3ページを御覧いただきたいと存じます。このページの15款国庫支出金から5ページまでの16款県支出金につきましては、今回の歳出予算の補正に関連して、それぞれ定められた額を補正するものでございます。 6ページに参りまして、18款寄附金は、それぞれの目的でお受けいたしました寄附金を補正するものでございます。このうち、基金への寄附金につきましては、歳出予算においてそれぞれの基金へ積み立てるものでございます。 8ページに参りまして、20款繰越金は、今回の補正に係る一般財源分として前年度繰越金を追加するものでございます。 9ページに参りまして、22款市債につきましては、先ほど補正予算書の第2表、地方債補正で御説明したとおりでございます。 以上で
一般会計補正予算の説明を終わります。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。
◎渡邉功上下水道部長 続きまして、水道事業会計及び下水道事業会計の補正予算につきまして説明を申し上げます。 初めに、議案第87号 令和3年度熊谷市
水道事業会計補正予算(第1号)について説明を申し上げますので、表紙にナンバー3と表示してあります令和3年度熊谷市
水道事業会計補正予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 第1条は総則でございます。 第2条は、債務負担行為に配水管改良事業を追加するもので、施工時期の平準化を図るため、今年度中に入札等の手続を行いたいので、債務負担行為を設定するものでございます。 なお、3ページに補正予算に関する説明を添付してございますので、御参照いただければと存じます。 以上が
水道事業会計補正予算の説明でございます。 次に、議案第88号 令和3年度熊谷市
下水道事業会計補正予算(第1号)について説明を申し上げますので、表紙にナンバー4と表示してあります令和3年度熊谷市
下水道事業会計補正予算書の1ページを御覧いただきたいと存じます。 第1条は総則でございます。 第2条は、一時借入金の限度額を5億円から7億円へ引き上げるもので、資金不足を避けるための予備的なものでございます。 第3条は、債務負担行為として新たな第11条に管渠布設事業を設定するもので、施工時期の平準化を図るためのものでございます。 なお、3ページに補正予算に関する説明を添付してございますので、御参照いただければと存じます。 以上で補正予算の説明を終わります。これら2議案につきましてよろしく御審議のほどお願いを申し上げます。
○大久保照夫議長 以上で提出者の説明は終わりました。
△(議案第89号)ないし(議案第99号)の説明省略
○大久保照夫議長 お諮りいたします。 ただいま説明のありました議案のほか議案第89号 熊谷市手数料徴収条例の一部を改正する条例から議案第99号 市道路線の認定についてまで、以上11件については、いずれも提案理由の説明が記載されておりますので、提出者の説明を省略したいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と言う者あり〕
○大久保照夫議長 御異議なしと認めます。 したがって、議案第89号から議案第99号まで、以上11件については、提出者の説明を省略することに決定いたしました。
△散会について
○大久保照夫議長 以上をもちまして本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 御苦労さまでした。 午後 2時25分 散 会...